いよいよお盆休み、明日は「山の日」です。
私も登山を計画していますが、天気の判断が難しいですよね。
今回は、北アルプスの女王と言われる、「燕岳(つばくろだけ)」について紹介します。
北アルプスで一番早く頂上に立てる山のひとつなので、アルプスデビューにもいいですよ。
(わたしも、初めてのアルプスは燕岳でした!)
この時は9月末でしたが、紅葉には少し早かったみたいでした。
今年はどうでしょうか。

登山口は中房(なかぶさ)温泉です。
場所は安曇野市で、最寄駅の穂高駅から車で1時間ほど。
乗合バスやタクシーもあります。
源泉掛け流しの宿とのことで、下山後に立ち寄りたいですね。
ここから「日本三大急登」なんて言われる、登りを4時間ほど行きます。
それほど急登ではない気がしましたが、とにかく暑かったです。

4時間頑張って登ると、合戦小屋が見えてきます。
食事と休憩ができます。さっそく腰を下ろして休憩します。

この合戦小屋、夏季期間中はなんとスイカが食べられるんです!
疲れて暑い体に、うれしいですね。
さっそく1切れいただきます(半分に切ってもらいました)。

合戦小屋からは稜線まで1時間半ほど。
後もう少し登り続けると、みごとな紅葉が見れました。

いよいよ見えてきた燕山荘。
そしてその先が燕岳です。
見えてからが遠い・・・。

燕山荘に到着!
ログハウス風でかわいらしいです。
収容650人の日本最大級の山小屋で、その立派な姿はほぼホテルのような感じ。
まずは受付を済ませます。

小屋の前がテン場になっていて、この時はまだ正午でしたが、
ぼちぼち埋まってきています。人気ですね〜

頂上付近はガスっていたので、ちょっとそこまで散策に。
めがねの形に見えるめがね岩。
ほかにも、いるか岩などが有名です。

燕山荘のなかへ。
受付は売店になっていて、オリジナルグッズなどの商品がずらり。
どれも気になるな・・
結局ここでは私はバンダナハンカチとバッジを購入。

まるで喫茶店のようなケーキセットをいただいたり、
お昼にはバターチキンカレーを食べたり。快適〜!
山小屋のなかについては、こちらの記事をご覧ください。
かなり感激して、お気に入りの山小屋なので、熱く語ってます。

夕食時にはオーナーさんから山のお話があり、アルプホルンの演奏も聞けました。
この燕岳周辺は、風が強すぎて、冬でも雪がほぼ積もらないそうです。

一夜明けて早朝。
朝焼けを見に、山小屋に泊まっていたみんなが外に出ています。
こんなに多くの人が!
真っ赤に染まった景色も素敵でした。

朝焼けに染まる燕岳。
緑と紅葉の赤に、土の白。
そこに振りそそぐ、朝日がなんだか神々しくて、きれいです。

山小屋にもどり、朝食をいただきます。
たくさんのおかずと、お味噌汁がおちつく〜。
かなりの人数が宿泊していましたが、食事の味は◎でした。

荷物を山小屋にデポしておき、山頂まで行ってみます。
こちらは燕岳山頂から、北燕岳、餓鬼岳につづく稜線。
岩がゴツゴツしていてかっこいいですね!

反対側を振り向くと、燕山荘の姿が見えます。
うーん、大きい。そして立派です。
赤い屋根が、外国の山のような感じがしますね。

帰り際に見えたのが!クッキリ槍ヶ岳。
いつか登ってみたいなぁ〜。と思いながら下山でした。
アルプス入門編の燕岳ですが、
常念岳や蝶ヶ岳、その先の槍ヶ岳への表銀座ルートの入り口となっている山でもあります。
ずっと稜線が続いている景色は最高に気持ちいいので、
ぜひ一度行ってみてくださいね〜!
[…] 北アルプスの女王「燕岳」|北アルプス入門編 […]